Jacques durand

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10代からアイウェアの製造現場で経験を積み、かのアランミクリの立ち上げに参画。その後スタルクアイズのプロダクトマネージャーとして活躍するとともに、数々のブランド開発に携わってきたジャックデュラン氏。2009年、満を持して自身の名を冠した “JACQUES DURAND” は誕生しました。

クールなモダンさと、あたたかみのあるクラシカルさの両面を持ち合わせた、時流に左右されないデザイン。シンプルであることを追求することによって逆説的に独創性を引き出すことに成功している。ボリューミーでインパクトのあるデザインでありながら、あくまでも上品な雰囲気を湛えており、意外なほどさりげなく掛ける人の魅力を引き出してくれる。とりわけ大きな魅力のひとつが表面に施された美しい艶消し処理。アクセサリーに見られるヘアラインのような繊細な仕上げは、自社のアトリエで働くジュエリー製作出身の職人たちが熟練の技術で金属加工用のブラシを用いて一点一点すべて手作業で行うことで実現されている。

一方で、「アイウェアは”品質”と”掛け心地”が基本だ」という信念のもと、この道35年の経験と専門知識を満載したこだわりが随所に見られる。素材として用いるのは、しなやかな強度と美しい発色が魅力のイタリア・マツケリ社製の高品質なアセテートのみ。5mm厚の生地を用いたフロント部は堅牢で変形しにくい構造となっており、ブリッジも含めフラットにデザインされた構造はアセテートの美しさを最大化し、同時に掛ける人の目鼻立ちを引き立たせて見せる。

また、ヒンジの金具はドイツのOBE社製で大変緩みにくいものとなっている。モデル名やブランド名をテンプルの内側側面ではなく、下部に刻印することも、掛ける人を一番の主役と考えてのこと。さらには、ネジひとつからレザーケースに至るまですべてのパーツに対して素材の原産地と製作地が記された保証カードを添付していることが、自身の製品への誠実さを物語っている。

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