持ちの良い眼鏡とは? 田和山本店(島根県松江市)
島根県松江市の眼鏡店 メガネのモチダ田和山本店です。
よく店頭でお伺いする内容で
「頑丈なメガネ」「壊れにくい眼鏡」というワードがあります。
眼鏡の場合、使用環境や頻度、メンテナンス方法がでまちまちなので耐用年数というものはありません。したがって何年持つとは断言できないのですが、やはり長持ちしやすいフレームはあります。
様々な考えがあるので、これが最適解とは言えないかもですが大江はこう考えます。
持ちの良い眼鏡=歪んだ際に型直し易く、パーツの少ないメタルフレーム
まずは歪みが直しやすいとはどういうことかというと
メタルでもプラスチックでも、パーツが太いから決して歪まない訳ではなく、落とした時、踏んだ時などある程度の力が加わればどんな眼鏡でも歪んでしまいます。
しかし割れていない限りは、眼鏡店で修正が可能です。
実際に作業をしていて、ガチガチのの眼鏡(例えば太セル等)ほど直しにくく折れる可能性がありますが、シンプルなメタルフレームは型直しの際の力がそこまで必要としないので結果的に直しやすいですし、素材への負荷もなるべく少ないように感じます。
次にパーツの少なさが持ちが良さにどう繋がっていくか
パーツの多さ=故障する箇所の多さになるので、少なければ少ないほど壊れる箇所が最小限に済みます。
そして素材もアセテートやセルロイド等のプラスチック素材は、汗や皮脂の吸着または芯金の錆など修正の効かない劣化をするため、劣化の少なさで言えばメタルフレームに軍配が上がります。
ちなみに良いフレームがあるので、ひとつご紹介します。
EYEVAN(アイヴァン)
CRESTON
サイズ46□21
この眼鏡はネジを含めた全パーツ数が7つととてもシンプルに作られています。
特筆すべきは鼻パッドで、フロントパーツから続く一体型で作られています。
眼鏡で特に劣化や汚れが顕著な部分と言えば、鼻パッド
通常、箱蝶と呼ばれるボックスに鼻パッドを入れ、ネジで留める。
最もよくある一般的な作りですが、一つデメリットがありそれがデッドスペースです。
常に皮脂汚れが付きやすいパーツのすぐ近くに分解しない限り取れない汚れが溜まるので緑青が発生しやすいです。
CRESTONは一体型鼻パッドなので、メガネ拭きで裏側までしっかり拭けば緑青の発生は限りなく抑えられます。
そして先セルと呼ばれる、テンプルカバーが無い点も鼻パッド同様にデッドスペースが無いため優秀です。
長くなりましたが、持ちの良い眼鏡を探していらっしゃる方は是非シンプルなメタルフレームがお勧めです。
CRESTON良い眼鏡ですよ!